家族連れが多く来場
今回のジャパンゴルフフェアの特徴は、来場者の多様化が挙げられるだろう。商品見本市としてはじまったゴルフフェアだが、現在はビジネスにも役立ち、ゴルフファンも楽しめるイベントとして成長してきた。
会場内には、実際にボールを打つことができる打席が29社(46打席)もあり、ゴルフクリニック、ドラコン大会など、ゴルフファンが参加するフェスティバルといった趣だった。
3日間の全来場者数がゴルフフェア史上最高人数の50,876人となったが、一般来場者数(31,503人)が飛躍的に伸びたことがその要因だ。実際、会場内を歩いていると、家族連れなどが多く、年齢もさまざまだった。特に土日は女性入場者が多く、日本の女性ゴルファーは全体の2割というが、会場内では4割近い印象だった。 |
いくつかのゴルフ用品の出展社に話を聞くと、女性やジュニア向けの製品に力を入れているとのこと。これからゴルフ人口の「伸びしろ」は女性とジュニアにあるのだろう。
今回は、とくにジュニアに向けた情報発信が多かった。主催者(日本ゴルフ用品協会)コーナーではスナッグゴルフの紹介や、ジュニアレッスン会があり、出展ブースMAPには「ジュニア情報発信ブース」のアイコンをつけるなど、ジュニアゴルファーを意識した
フェアとなっていた。ジュニアクラブの試打コーナーには順番待ちの列。また、PGA・LPGAのジュニアレッスン会はネットの外を人が取り囲み、レッスン風景を見るのも一苦労という盛況ぶりだった。
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